送迎にBMW!?5つ星ホテルの気遣いに圧倒された。
ついにインディラ・ガンディー国際空港に到着したまさです。
到着時刻は夜中の1:35です。
ゲートの外には日本人のカモを食ってやろうと待ち構える人がうじゃうじゃいます。
インドに限らず、送迎を頼んでいない場合は外に出ずに朝まで空港で待つのが賢明です。
特に、優しく声をかけてくる人ほど危なかったりします。
海外では、日本語を話せる人に出会えたというだけで人を信頼してしまいがちなので、むやみやたらについていかないようにしましょう。
さて、空港に着いたら送迎の担当の人に電話をしましょう。
すでに1:35に到着することは伝えてあるので、ゲートの外で待っていると思いますが、念のためゲートを出ていいか確認します。
自分の携帯では電話ができないので、その辺の人に笑顔で「電話借りていい?」と聞きましょう。
空港内にも電話があるのですが、有料なので人に貸してもらうのも一つの手です。
1人目であっさり電話を借りることができました。
「ナマステー。やっとインドの空港に到着しました。もう準備できてるのでゲート出てもいいですか?」
「ナマステー。まさ本当にお疲れさま!ただ、また飛行機が飛べないかもしれないと思ったから、今すぐにはお迎えに行けなんだよね。朝の7:30まで待っててくれる?」
「わかりました~!じゃあ7:30にゲートを出て、もし8:00までに合流できなかったらまた電話しますね!」
ということで朝の7:30まで待たなければいけないようです。
(確認の電話してよかった~)
朝まで6時間。
飛行機の中で寝たとは言え、眠気が襲ってきます。
顔を洗って、本を読んで気を紛らわします。
- 作者: ムハマドユヌス,アランジョリ,Muhammad Yunus,Alan Jolis,猪熊弘子
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中国から読み進めた本も、もう読み終わりそうなところまできました。
なんとか朝の5時を迎えたところで、もうギブアップです。
眠気がピークに達しました。
ただ、ここで寝てしまって気がついたら荷物が全部なくなっていたなんて事態は絶対に避けたいです。
キャリーバッグの上にリュックを置いて、その上にうつ伏せる形なら荷物をなくす心配もなさそうです。
貴重品をポケットからリュックに移し、盗まれる心配がないか確認して仮眠します。
おやすみなさい。
・・・・・・
おはようございます。
目覚めたら朝の7:00。
かなりちょうど良い時間です。
ここからはゲートを出る準備に入ります。
まず、ゲートを出る際は堂々としていなければなりません。
おどおどしているとすぐにタクシーの運ちゃんに取り囲まれます。
顔を洗い、髪の毛をジェルで固めましょう。
強そうに見えます。
いよいよゲートを出るときがきました。
眉間にしわを寄せ、肩で風を切って歩きます。
この時、あえてゲートの外で待つ人たちと目を合わせましょう。
堂々としていることを見せつけるのと同時に、自分の名前が書いてあるプラカードを探します。
・・・・・僕の名前はありませんでした。
が、ここでも焦ってはいけません。
案の定、誰も僕に話しかけてくることなくゲートの外に出ることができました。
ゲートの外で8:00まで待つことにします。
同じアジア人とは言え、やはり日本人の顔はインドでは目立ちます。
ジロジロ見てくる人には、ゲートを出るときは逆に笑顔を振りまいてあげましょう。
こっちが笑顔を見せると、9割の人は笑顔を返してくれます。
7:50
そろそろ電話を貸してくれそうな人を探し始めようかと思った時です。
ダンディーで小綺麗なおじさんがプラカードを持ってやってきました。
そこには「Masa」の文字が。
到着から約6時間半。
やっとお迎えの方に会うことができました。
握手を交わし、荷物を持っていただきました。
そして駐車場に向かうと、さすが5つ星とでも言いましょうか。
なんとBMWの高級車でお出迎え。
財力を感じます。
中には常温のお水と、手渡しで冷たい水もいただきました。
常温と冷たい水を用意するという些細な気遣いにプロ意識を感じます。
普通常温と冷たい水を用意しますか?笑
こういう小さな気遣いに感動しちゃいます。
後部座席に座ると、助手席のシートを一番前まで出して座りやすくしてくれました。
さらっと小さな気遣いができる人って素敵ですよね。
そんな男になりたいです。
最後に
いかがでしたか?
少しでも安全にインドの空港から出る方法と、小さな気遣いが参考になったら幸いです。
そろそろ晩御飯の時間なので、カレーを食べてきますね。
それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました!