自分が世界で何番目に裕福であるか知っていますか?
こんばんは。
後輩の多くが世界各地でインターンをしているなか、カンボジアでインターンをしている子が物乞いの現状を語ってくれました。
正直この話はシビアなので、書くのが少し怖いです。
自分にはなにもできないなと思ったり、何ができるんだろうって思ったり
彼らだって同じ人間なのに、、って思うことがたくさんありました。
(大学1年生でカンボジアに行った時に出会った物売りをする少女)
日本での募金活動には参加するけど、現地の物乞いには見向きもしない観光客。
「1ドーラー1ドーラー」
最低限の英語力を武器に、ポストカードや花を片手にいつまでもついてくる彼女達に1ドル札が手渡されることはほとんどありません。
魚を与えるのか、あるいは魚取り方を教えるのか。
その日暮らしをしている人にとっては、魚も欲しいし取り方だって教わりたい。
そんな話を聞いた時に、思い出したサイトがあるのでご紹介させていただきます。
大学の友人に教えてもらいました。
あなたは世界で何番目に裕福なのか?
自分の年収を入力することで、自分が世界で何番目にお金持ちなのかを教えてくれるサイトです。
なお、ここで算出される結果は世界銀行のデータを元にしているようです。
さっそく使ってみましょう
Incomeを選択して、
自分の国と年収を入力します。
ここでは日本を選択して、日本人の平均年収である400万円を入力してみましょう。
(今回は手取額など考慮せずシンプルにいきます)
富裕層上位1%が世界の富の50%を占めている
さて、結果を見てみましょう。
どうですか?
年収で400万円を稼いでいる人は、世界の上位0.77%に分類されるようです。
富裕層上位1%が世界の富の50%を占めている
という言葉を聞いたことがありますか?
年収400万円を稼ぐ人は、その1%に含まれていることになります。
この結果には、まだ続きがあります。
ジンバブエとの比較
年収400万円稼いでいる人は、時給に換算すると約2000円です。
その続きに書いてる英語も読んでみましょう。
「一方で、ジンバブエの平均的な労働者は同じ時間でたったの59円しか稼いでいない」
と書いてあります。
物価は違えど、あまりにも衝撃的な結果ですよね。
ジンバブエで400万円稼ぐのにかかる時間
ジンバブエの平均的な収入で換算すると、400万円稼ぐのに34年がかかると書かれています。
だいたいジンバブエの平均年収が12万円ということになります。
そろそろ喉が乾きませんか?
もしあなたがコーラを飲みたくなった時、2分間働けばコーラを買うだけの金額を稼ぐことができます。
しかし、ガーナではどうでしょうか。
平均的な労働者の収入で考えると、7時間働いてやっと1本のコーラが買える計算になるそうです。
あなたの年収で何人の医者に給料が払えるようになるのか
お医者さんの月収。
気になりますよね?
もし、400万円があれば、パキスタンの医者159人の月給が払えるようになります。
驚きませんか?
最後に
いかがでしたか?
このサイトは、自分よりお金持ちを見てくよくよしないために作られたそうなのですが、同時に衝撃的な現実も知ることができます。
ここに載っているデータはあくまで一例ですし、一概に言えない部分も多くあると思います。
しかし、一度自分の環境を広い視点から捉えてみるのも良いのではないでしょうか?
物乞いの話も、どのような対応が正しかったのか僕には分かりません。
欲しかったら買う、欲しくなかったら買わない。
なぜかそう簡単には割り切ることができませんでした。
みなさんも、もしよかったら一度このサイトを使ってみてください。
大学生でも自分のバイト代とか入力すると色々と発見があるかもしれません。
それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました!