オレ、やっぱり海外で働きたいわ

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成長したいならトップになるな

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こんばんは。
 
突然ですが、
自分がある分野で成長したいと思った時に、
 
自分の能力がトップのコミュニティ
 
自分の能力が底辺のコミュニティ
 
だったら、あなたはどちらを選びますか?
 
部活選びや大学選び、もしかしたら就活活動でも、一度は考えたことがあると思います。
 
「あの高校には入れるかもしれないけどついていけないかも。一つレベルを落とした高校にしよう」
高校野球は強豪校に入るより弱小校に入ってキャプテンを狙おう」
「あの業界に行きたいけど、あの会社は業界トップだからその下くらいがちょうど良いかな」
 
そう考えたことがある人は少なくないのではないでしょうか?
 

鶏口となるも牛後となるなかれ

鶏口となるも牛後となるなかれとは、大きな集団の中で尻にいて使われるよりも、小さな集団であっても長になるほうがよい。

出典:http://kotowaza-allguide.com/ke/keikoutonarumo.html

という意味です。

上記の考え方は、まさにこのことわざを体現していると思います。

 

新年度が始まって、新たな環境や新たな役職に就いた人も多いのではないでしょうか?
 
そこで、今回は環境の選び方について、僕なりの考え方を書いていきたいと思います。
 

自分が底辺になれるコミュニティを選ぶ

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先ほどの質問に戻ると、
僕は、何か新しい環境に飛び込む時には、自分の能力が底辺のコミュニティを選ぶべきだと考えています。
そのコミュニティに所属している人間がみんな自分より優秀なコミュニティということです。
(※ここでの優秀とは、「その分野において求められる成果を残すことができる人間」だと思ってください)
 
「そんなところに行ったらいつまでも球拾いしかできないじゃないか」
「そんなに周りが優秀だったら雑用しか任されないじゃないか」
 
もちろん、そう思う人も多いと思います。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
 

能力とその環境でできることを分けて考える

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自分の能力が全く及ばない環境だからつまらない、あるいはやりたいことができないということは一概には言えません。

 

どんなに弱小校でも、新入生は必ず球拾いしかさせない高校もあれば、

強豪校でも新入生に試合の経験を積ませてもらえる学校もあります。

 

企業でも、どんなに小さな会社でも入社してから1年間は雑用しか任せてもらえない会社もあれば、能力がなくても仕事に向き合う姿勢を評価してもらえる会社もあります。

 

自分の能力と、その環境でできることを分けて考えると、意外とできることが多いことに気がつく事があると思います。

 

なぜ底辺を選ぶのか

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やっと本題に入ります。

僕は、自分がその分野で成長したい時には、自分がトップになるコミュニティよりも底辺になるコミュニティを選ぶべきだと伝えてきました。

 

なぜなのか。

 

それは、

 

周りの環境は自分が思っている以上に自分に影響を与えるものだから

 

です。

 

例えば、自分の友人が全員たばこを吸ってたらどうですか?

たぶん、ほとんどの人がたばこを始めると思います。

「いやいや、そんなこと絶対にないわ」

と思った人、

 

では、携帯はどうでしょうか?

小学校や中学校の頃、

「周りの子はみんな携帯持ってるんだから、俺にも買ってよ!」

って親にお願いしませんでしたか?

 

残念ながら、僕達は周囲からかなり影響を受ける動物のようです。

しかし、この特性を自分の成長に活かす事もできます。

 

その方法こそが、自分より優秀な人で構成されているコミュニティに飛び込むということです。

優秀な人間が普段行なっている習慣や思考方法を自ら影響を受けに行って学ぶのです。

 

自分の年収は1番仲の良い仕事仲間5人を合計した平均になる

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ある方からこんなことを言われた事があります。

「自分の年収というのは、その人が最も深く関わっている友人5人の平均を合計して割った数になることが多い。プライベートで仲の良い友人はもちろん大切にするべきだが、社会に出てからはどういう人と一緒に仕事をするのか慎重に考えた方がいい」

 

確かに、言われてみれば納得できますよね。

本を読んだ事のない自分が、周りを見渡せば年間で数百冊読む人ばかり、地元でトップだと自慢げに語ったら、相手は全国レベルの人ばかり。

めちゃくちゃ焦りますよね?

んで、めちゃくちゃ頑張りますよね?

 

だから成長できるんです。

 

 

みなさんも、大学や会社で仲のよい5人を思い浮かべてみてください。

なんとなく自分と同じ傾向の人が多くないですか?

 

僕が思い浮かべた5人も、

1人は海外インターンに参加済み

もう1人はこれから海外インターンに参加予定

もう1人は休学してアメリカに留学中です。

残りの2人も大学在学中に海外に行くと思います。

そして、そのほとんどが高校時代は体育会系の部活に所属しています。

 

彼らの年収の合計の平均が僕の年収になるなら、もう将来安泰だなって思っちゃいます(他力本願)  

 

まさは委員長だったけど成長できたの?

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さて、ここまで書いてあれですが、僕は2015年の1年間を組織のトップとして務めてきました。

あまりに説得力のない文章。

「じゃあまさは成長できなかったの?」

はい。お答えします。

 

今年の1年間は、

21年間の中で最も成長できた1年でした。

 

「ふざけんな!」「結局トップじゃねーか!」

みなさんがそう言いたい気持ちは分かります。このストレス社会で生き抜くのは大変ですよね。分かります。

でも、弁解させてください。

 

なぜ、自分がトップなのに成長できたのか。

それは、「自分の能力は底辺だと思ってきたから」だと思ってます。

 

委員長になったからって、僕の能力は何一つ変わらない。

そもそも、ここでのトップはあくまで役職上のトップでしかない。

役職と能力の高さは分けて考えましょう。

1人の部下しか率いていなくても「社長」ですし、1000万人を率いていても「社長」です。

 

僕の能力はトップなんかではありません。

そこで気がついたのは、同期の委員長達の優秀さ。

自分が考えきれていない部分を詰めて考える事や、情報感度の高さ、将来の夢の壮大さとそこへの自信。僕に足りないものを彼らは圧倒的に持っている。

同期の委員長や先輩、すでに同期で会社を起こしている友人を見ていると自分の無力さを嫌と言うほど突きつけられます。

 

トップというのはあくまで役職でしかない。

自分の能力と役職を混合して考えてる人はそこで成長が止まると思ってます。

いわゆる、驕りですね。

 

結局は自分をどこと比べるか

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自分が底辺になれるコミュニティを選んだ方がいい理由は、優秀な人に揉まれて影響を受けるからだと言いました。

ただ、自分が底辺の環境にいても、社外の自分よりできない人を見て満足しているようでは成長はできません。

逆に、自分がそのコミュニティで最も成果を出せる人間になったとしても、自分の属するコミュニティ外の優秀な人達を目指していれば彼の成長は止まらないでしょう。

 

自分がどのフィールドで得点王になりたいのか。

 

クラブチームなのか。

高校野球なのか。

六大学なのか。

アマチュアなのか。

プロなのか。

メジャーなのか。

 

どのフィールドに飛び込むのかによって、その後の成長曲線は全く違ったものになります。

 

最後に

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今日は、つらつらと自分の考えを書いていきました。

きっかけは、母親に

「まさって基本的に最初はどのコミュニティでも下の方にいるよね」

と言われた事でした。

 

自分のこれまでの人生選択を振り返った時に、あえて歯が立たなさそうなコミュニティに飛び込んでるなと思ったのでまとめてみました。

 

もちろん、これはあくまで僕の考えでしかないので、「いや、俺はこう思うぞ」というのがあればぜひコメントでも書いて教えてください!

 

これから新学期が始まりますが、自分がどのコミュニティでどこを目指して活動するのかでこの一年間の成長は全く違ったものになると思います。

一緒に頑張って行きましょう。

 

それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました!

 

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