まだ人間関係で消耗してるの? なぜインド人は人間関係に悩まないのか
こんばんは。
インドに来てから早2ヶ月。
「まさ、調子はどう?」
「困ったことがあればどんなことでも俺に相談しろよ」
「そんなことで謝るなよ。俺ら友達だろ」
同僚のインド人からは毎日のように気を遣ってもらっているおかげで、人間関係のストレスを一切感じることなく仕事に励んでおります。
皆さんの職場や学校の人間関係はいかがですか?
多かれ少なかれ、ほとんどの方が何かしらの不満を感じた経験はあるのではないでしょうか?
もちろん私も人間関係がうまくいかずに悩んだこともありました。
そこで今日は、僕がインドの職場で働いてみて感じた、人間関係を円滑にする方法について書いていこうと思います。
「そんなことか」の反応から見えた人間関係の罠
この記事を書こうと思ったのは、日本にいる社会人や友人との会話がきかっけでした。
インドの生活の話をしていると、
「なんで人間関係でストレスを感じないの?」ってよく聞かれるんですよね。
僕はいつも
「誰に対しても小さな気遣いをしてくれるんだよね。笑顔で挨拶したり、毎日調子はどう?とか何か問題を抱えていないか?とか聞いてくれるし、そういう小さな気遣いがあるからだと思ってるよ」
って答えてるんですけど、ほとんど「ふ~ん。なるほどね」って反応が返ってくるんですよ。
あまりにも冷めた反応だったので、ある人に「正直、それ聞いてどう思った?」って聞いてみたんですよ。
そしたら「正直、そんなことかって思ったよ」って言われたんですよね。
「もっと何か特別な違いがあるのかと思った」と。
その時僕は「あぁ、もしかしたらその意識こそが、多くの日本人が学校や職場の人間関係に頭を悩ませている原因かもしれないな」と思ったんですよ。
人間の気持ちは些細な行動で変化する
日本では「他人に迷惑をかけないようにしよう」と教わりますが、
インドでは「誰しもが人に迷惑をかけるんだから、お互い支え合って相手を許してあげよう」
と教わるようですよ。
素敵な考え方ですよね。
小さな気遣いが大切だって頭ではわかってると思うんです。
でも、普段の生活から意識して行動に移していますか?
普段から意識して行動している方は素晴らしいです。
例えば、今日コンビニで買い物をした時に店員さんに「ありがとうございます」って言いましたか?
ありがとうございますの一言でも店員さんは嬉しくなりますよね。
例えば、今日電車に乗った時にドア付近に立ち止まるのではなく、座席の前まで進みましたか?
ドア付近が空いていれば後から乗る人も気持ちいいですよね。
後輩に「何か困ったことがあったらどんな時でも相談してね。いつでも助けるから」と言ったことはありますか?
たったのその一言で、どれだけ後輩の気持ちが楽になるでしょうか。
朝出社して「おはよう」と挨拶をする時に目を見ていますか?
笑顔で言っていますか?
自販機で同僚と出くわした時に「お疲れ!」と言っておごってあげていますか?
たかだか120円もしれませんが、ご馳走された方は嬉しいですよね。
こうして書いてみると、本当に些細なことかもしれません。
わざわざ書くことではないかもしれません。
でも、これ普段の生活でできてますか?
人間関係って本当に小さいことの積み重ねで出来上がっていくものだと思うんです。
学校や職場の人間関係が、日々の充実度や幸福度に与える影響は計り知れません。
名前が特定できる状態で会社の愚痴をTwitterに書いていませんか?
それ、会社の人に見られてますよ?
本人のいないところで第三者の悪口を言っていませんか?
気がついたら周りに誰もいなくなってますよ?
本当に些細なことでいいんです。
一言加えるとか笑顔で話すとか、僕はそういう小さな行動が大きな変化を生むと信じています。
これを読んでくれた人から行動しましょうよ
とはいえ、実際に普段から意識して行動するのは難しいですよね。
これを書いてる僕自身も、インドと日本を比べて初めて実感しました。
そこで、このブログを読んでくださった方に向けて、ブログの最後に宿題を書かせていただきました。
なるべく毎日更新しますので、1日1つ、一緒に小さな気遣いができるようになればと思っています。
ぜひ明日やってみてください。
宿題:出社時に、相手の目を見て笑顔で挨拶をする。
学生のみなさんは、友達と会った時に笑顔で挨拶しましょう。
挨拶はすべての基本です。
相手の目を見て笑顔で挨拶しましょう。
笑顔を意識すると、自分が普段どれだけ笑顔で挨拶ができているか気がつくと思います。
握手までできたら更にいいですね。
時間はかかると思いますが、これを読んでくれた人が行動に移して、少しでも良い人間関係を構成する一助になれば幸いです。
もっと楽しく幸せに生きましょうよ。
それでは、今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。